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金沢工芸本Vol.2




「盛岡式自動箔打機」大正時代(安江家所蔵)
三浦 彦太郎

幕府禁制。
そんな厳しい時代にあっても、
箔は打ち続けられました。


 江戸時代、金銀箔の製造が京都と江戸と徳川に親しい藩に限られていた一時期にあっても、箔打ちの技に秀でていた加賀藩では、密かに金箔が打ち続けられていたと言います。そんな箔打ちへのこだわりが、箔商人の三浦彦太郎による画期的な箔打機の完成へとつながります。(大正・初期)


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