ブックタイトルステキ Vol.15

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ステキ Vol.15

金沢・クラフト広坂KANAZAWACRAFTS HIROSAKA武士の鍛錬として奨励された釣りから生まれた加賀毛針。原材料に野鳥の羽毛を使い、その接合部分に漆や金箔を施すなど、芸術的といえる美しさと気品にあふれています。加賀藩3代藩主・前田利常に輿入れした珠姫が持参した手まりがルーツという加賀手まり。金沢には嫁入り道具として持たせる風習があるほか、土産品としても人気です。藩政期以来、高級な公用紙から一般的な和紙まで石川県の和紙づくりを牽引してきた二俣和紙。現代では美術工芸品としても使われ、防水性など新たな工夫が加えられています。「弁当忘れても傘忘れるな」といわれる金沢で育まれた金沢和傘は雪に負けないように傘の中心部に和紙を4重張りするなどして頑丈なことから、いまも根強い人気があります。藩政期、武家の女性の教養の一つだった琴。金沢の琴の特徴は蒔絵や螺ら で鈿んをふんだんに使った雅なものが多く、楽器の域を超えて芸術品や装飾品といった趣を備えています。贈り物などの飾りとして使われる飾り紙紐の水引を優雅な細工に仕上げた加賀水引細工。結納品や祝儀袋、干支などの置物やストラップなど暮らしのなかで親しまれています。城下町金沢の郷土玩具には「加賀人形」「加賀八幡起上り」「米喰いねずみ」「もちつき兎」などがあり、縁起品や誕生祝い、病気見舞いの贈り物などに使われています。百万石文化を反映し重厚で渋い仕上がりの金沢表具。文化財の修復に携わるなど高度な技術を誇っています。「三味線」と呼ばれる三弦は邦楽や民謡などに欠かせない楽器として芸能の盛んな金沢で親しまれています。骨が一本一本独立して堅牢な造りが特徴的な加賀提灯。現在でも祭礼用や装飾用として製作されています。金沢を代表する伝統工芸品の数々を一度に楽しめるクラフトショップです。カワイイものから実用的な工芸品まで、数多くのアイテムの中から、自分用に、プレゼントやおみやげ用に、選ぶ楽しみが膨らみます。金沢の希少伝統工芸の粋。伝統をモダンな感性でつなぐショップ&ギャラリー。〒920-0962金沢市広坂1-2-25金沢能楽美術館内TEL.076-265-3320FAX.076-265-33211F 外観1F shop 2F gallery http://www.crafts-hirosaka.jp尾山神社金沢市役所金沢歌劇座広坂石川県立美術館金沢21世紀美術館金沢能楽美術館金沢・クラフト広坂いしかわ四高記念公園しいのき迎賓館広坂緑地香林坊109片町きらら香林坊石川門兼六園下北國新聞社香林坊大和金沢城公園兼六園s u t e k i 18