木のぬくもりが息づく
木工
日本の湿潤な風土は、豊富な木材を育て、規則正しい四季の移り変わりが年輪、柾目、板目の木理の形状に自然の造形美を作り出し、銘木として賞用されています。
木工の伝統技法には、指す技法(指物)、挽く技法(挽物)、刳る技法(刳物)、曲げる技法(曲物)、桶作りの技法(桶物)等の技法があります。指物は物を計る道具の物差(尺)を用いて板材を組み合わせて作る技法で数多くの組手があります。挽物は、轆轤の回転を利用して成形される丸ものの器物を指します。刳物は最も自由な造形ができる技法で、木塊から刳り出して表現します。曲物は板材に鋸などで切り目を入れ曲げたり、板材を熱湯で十分煮て木のローラーなどを併用して物を作る技法です。
